異世界の軍事力
世界を一度構築しようと思った時、それは即ち異世界を創造しようとした時、遅かれ早かれぶち当たる壁は多分、その世界の軍事力についての適度なパラメーターだと思います。
その世界の軍事力とは一体どんな物なのでしょうか?
無論、その世界観によって兵器の発達や戦術ドクトリンはおおいに異なる事でしょう。
例えばGATEみたく現実世界の自衛隊と異世界の軍隊とじゃあ、大幅に技術力の格差が顕著として浮き彫りになったり。
蒼き鋼のアルペジオみたく、今度は現実側の兵器郡が頗る非力で、霧の艦隊なる架空の軍隊が世界の海を席巻したり。
艦これみたく深海棲艦の台頭で海洋権を奪われ、艦娘と言う新たな力が再び海を取り戻してみたり。
挙げ句はマヴラブみたく月からやってきたBETAによって、ありとあらゆる航空攻撃が無力化され、対抗しうる手段として戦術機の時代が台頭したり。
更にはハイスクール・フリートみたく航空機の黎明時代、航空機に関する実験が失敗して未だ戦艦が大海原を行く、海を護る、海の警察みたいなブルーマーメイドなる組織があったり。
雪風のように、JAMと言う未確認生命体と交戦するため、機動力を重視した機体設定が魅力的な、フェアリィ空軍(FAF)みたいな世界観もあります。
状況に応じて何処の世界の軍隊も変幻自在且つ多種多様です。
中には幼女戦記みたく、WWⅠみたいな世界観だってあります。
どうなるかは正しくその異世界の定義にかなり左右されそうです。
難しいけども面白い。
ただこの辺りを大雑把にやってしまうと、各界隈から容赦の無いツッコミの嵐が待ってます。
けども細部に渡って設定を詰めようとすると、ついつい設定ばかりに拘って本文をやや蔑ろにしてしまいがちです。
ストーリーあっての些事で精緻且つ緻密な設定です。
その世界に住まう人々もといキャラクターも二の次以上に大事な要素です。
いずれも有耶無耶には出来ません。
要は個々の著者に合ったバランスが大事なのかも知れませんね。
上記の世界観は全て一例に過ぎません。
あなたの紡ぐ新たな世界を心よりお待ちしております(#^.^#)