オトメアゼナって言う花について。

 皆さんは水田や畦に咲く「オトメアゼナ(乙女畔菜)」と言う、白くて小さく可憐な花をご存知でしょうか?

 別名は「バコパ」。

 しかしこの「バコパ」と言う名前はゴマノハグサ科Bacopa属(ウキアゼナ属或いはバコパ属)の総称なのです。

 その総数は凡そ70〜100種類程度の水生植物群。一応薬草にも用いられているらしいのですが、ガーデニングにとっては繁茂し他の植物群を駆逐すると言う結構な厄介者。

 日本では主に沖縄へと定着、自生し世界中の熱帯等で今日も根強く繁殖しているのです。

 又、日本では外来生物法で要注意外来生物学に指定されているのだとか。

 このオトメアゼナ

 何と私が知る限り、そして検索をかけた限りそれらしい花言葉がパッとは見つからない、ひょっとしたら花言葉が無い花なのでは? と一瞬勘繰りたくなるような、とっても小さな花でした。

 ご存知の通り花言葉の無い花など、普通はありえません。
 多分、無いと思います。

 ですがこのオトメアゼナ、と言う名前で検索して見ると出てくるのは、生態やら学名やら特徴やらで、それっぽい花言葉は現状、一つもヒットしませんでした。

 一応、バコパ自体の花言葉は「小さな強さ」「愛らしい」「心が和ごむ」「家族」と言う素敵な花言葉があります。

 水田等に咲く小さくて可憐な花、オトメアゼナ

 何とも可愛らしい名前ですが、この名前で花言葉がヒットしないのは驚きでした。

 ひょっとすると案外この世の中には未だ、花言葉無き花が何処かへひっそりと、誰にも見つからずに咲いているかも知れませんね。