学園もの

 学園ものと言えば概ねゆったりとした日常ものと、烈しいバトルものの二種類があるかのように思えます。

 日常ものと言えば多くが「きらら系作品」みたくのんびり、とノスタルジックに進むものが多いでしょう。

 例題に挙げれば「恋する小惑星」「けいおん!」「まちカドまぞく」「氷菓」「ラブライブ!」「異能バトルは日常の中で」「ご注文はうさぎですか?」等々です。

 勿論、作品のジャンルも原作も、物語のテンポも、主人公らの夢もとい目標も全く異なります。

 が、バトルものみたく特別激しくも無く、ゆっくりと半ば安心してキャラの成長を見届けられる物と言えばきっと、これらが当て嵌るはずです。

 次に本格的なバトルものの烈しく、テンポ早く、場合によっては死人も出ると言った作品は以下の通りになるかと思います。

 「とある科学・魔術シリーズ」「無能のナナ」「ハイスクールD×D」「僕のヒーローアカデミア」等。

 また、学園もので死人が良く出る作品としてはホラーもので「Another(アナザー)」と言う作品も挙がることでしょう。

 更にアクション・サスペンスとなれば若干微妙なラインですが「学園黙示録:HIGHSCHOOL OF THE DEAD」と言う、ゾンビ物も挙げられます。

 後は主人公憎しで名高い鬼門「スクールデイズ」等……(ぼそっ。
 
 ですが全体的に見て緩やかな学園ものと言えば、必然的に「きらら系作品」が多くまた、この「きらら系作品」は基本、原作が小説(ラノベ)ではなく漫画だったりします。

 「三者三様」「ゆるキャン」「ひだまりスケッチ」……。

 これらは全て「まんがタイ厶きらら」と言うところが出版している4コマ漫画原作です。

 最近では「きらら作品」を全て集約した夢の超コラボアプリ「きららファンタジア」と言う物もあります。

 学園もの、「きらら作品」強し!

オトメアゼナって言う花について。

 皆さんは水田や畦に咲く「オトメアゼナ(乙女畔菜)」と言う、白くて小さく可憐な花をご存知でしょうか?

 別名は「バコパ」。

 しかしこの「バコパ」と言う名前はゴマノハグサ科Bacopa属(ウキアゼナ属或いはバコパ属)の総称なのです。

 その総数は凡そ70〜100種類程度の水生植物群。一応薬草にも用いられているらしいのですが、ガーデニングにとっては繁茂し他の植物群を駆逐すると言う結構な厄介者。

 日本では主に沖縄へと定着、自生し世界中の熱帯等で今日も根強く繁殖しているのです。

 又、日本では外来生物法で要注意外来生物学に指定されているのだとか。

 このオトメアゼナ

 何と私が知る限り、そして検索をかけた限りそれらしい花言葉がパッとは見つからない、ひょっとしたら花言葉が無い花なのでは? と一瞬勘繰りたくなるような、とっても小さな花でした。

 ご存知の通り花言葉の無い花など、普通はありえません。
 多分、無いと思います。

 ですがこのオトメアゼナ、と言う名前で検索して見ると出てくるのは、生態やら学名やら特徴やらで、それっぽい花言葉は現状、一つもヒットしませんでした。

 一応、バコパ自体の花言葉は「小さな強さ」「愛らしい」「心が和ごむ」「家族」と言う素敵な花言葉があります。

 水田等に咲く小さくて可憐な花、オトメアゼナ

 何とも可愛らしい名前ですが、この名前で花言葉がヒットしないのは驚きでした。

 ひょっとすると案外この世の中には未だ、花言葉無き花が何処かへひっそりと、誰にも見つからずに咲いているかも知れませんね。

異世界の軍事力

 世界を一度構築しようと思った時、それは即ち異世界を創造しようとした時、遅かれ早かれぶち当たる壁は多分、その世界の軍事力についての適度なパラメーターだと思います。

 その世界の軍事力とは一体どんな物なのでしょうか?

 無論、その世界観によって兵器の発達や戦術ドクトリンはおおいに異なる事でしょう。

 例えばGATEみたく現実世界の自衛隊異世界の軍隊とじゃあ、大幅に技術力の格差が顕著として浮き彫りになったり。

 蒼き鋼のアルペジオみたく、今度は現実側の兵器郡が頗る非力で、霧の艦隊なる架空の軍隊が世界の海を席巻したり。

 艦これみたく深海棲艦の台頭で海洋権を奪われ、艦娘と言う新たな力が再び海を取り戻してみたり。

 挙げ句はマヴラブみたく月からやってきたBETAによって、ありとあらゆる航空攻撃が無力化され、対抗しうる手段として戦術機の時代が台頭したり。

 更にはハイスクール・フリートみたく航空機の黎明時代、航空機に関する実験が失敗して未だ戦艦が大海原を行く、海を護る、海の警察みたいなブルーマーメイドなる組織があったり。

 雪風のように、JAMと言う未確認生命体と交戦するため、機動力を重視した機体設定が魅力的な、フェアリィ空軍(FAF)みたいな世界観もあります。

 状況に応じて何処の世界の軍隊も変幻自在且つ多種多様です。

 中には幼女戦記みたく、WWⅠみたいな世界観だってあります。

 どうなるかは正しくその異世界の定義にかなり左右されそうです。

 難しいけども面白い。

 ただこの辺りを大雑把にやってしまうと、各界隈から容赦の無いツッコミの嵐が待ってます。

 けども細部に渡って設定を詰めようとすると、ついつい設定ばかりに拘って本文をやや蔑ろにしてしまいがちです。

 ストーリーあっての些事で精緻且つ緻密な設定です。

 その世界に住まう人々もといキャラクターも二の次以上に大事な要素です。

 いずれも有耶無耶には出来ません。

 要は個々の著者に合ったバランスが大事なのかも知れませんね。

 上記の世界観は全て一例に過ぎません。

 あなたの紡ぐ新たな世界を心よりお待ちしております(#^.^#)

星言葉って?

 花のようにほぼ全てへ「花言葉」が付いているように、実は満天の夜空を飾る天の星々にも「星言葉」と言う物がついているのです。

 そしてこれからは又の名を「誕生星」・「守護星」とも言います。

 今日はその星にまつわる色々な言葉たちについてちょっとだけ見て行きましょう。

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 一年は365日あります。

 そして365日全てには大抵何らかの意味が付いています。
 それは何も星や花に限った話ではありません。

 例えば「色」でも、「石(宝石)」でも、「童話」でも、「果実」でも、「お酒」でも、「鮨のネタ」でも、「鳥」でも。

 〇〇言葉と呼ばれる物だけでも、ざっと調べた限りこれだけの恣意的に意味がついた物が出てきました!

 そして今日のお題は「星」です。

 ちょっと脱線しちゃいましたね。
 春夏秋冬、私たちの見上げる星々にも花言葉のような「星言葉」が沢山あります。

 例えば1月1日の誕生星は「ヴェガ」です。
 いきなり有名なのが来ちゃいましたね。
 七夕のおりひめ星とも呼ばれる「ヴェガ」の意味もとい、言葉は「心が穏やかな楽天家」と言う意味が込められています。

 ロマンチックですね。

 じゃんじゃん行きましょう。

 2月1日の誕生星は「ベータ・インディ」。
 インディアン座のβ星でその意味は「ナチュラルな穏やかさ」。

 3月1日の誕生星は「イオタ・ケーペイ」。
 ケフェウス座のι(イオタ)星で意味は「上昇志向の理想」。

 4月1日の誕生星は「デネブ・カイトス」。
 くじら座のβ星で意味は「秘めた理想と野心」。

 5月1日の誕生星は「ニュー・ケーティ」。
 くじら座のν(ニュー)星で意味は「人の痛みを感じられる心」。

 6月1日の誕生星は「アルデバラン」。
 おうし座のα座で有名ですね。
 そしてその星言葉の意味は「情熱的なロマンティスト」になります。

 もっと、もっと行きましょう。

 7月1日の誕生星は「メブスタ」。
 ふたご座のε(イプシロン)星で意味は「情に厚い正義」。

 8月1日の誕生星は「イプシロンヒュドラェ」。
 うみへび座のε星で意味は「理想へ進む権力への意志」。

 9月1日の誕生星は「シータ・カリーナェ」。
 りゅうこつ座のθ(シータ)星で意味は「誇り高き気負い」。

 10月1日の誕生星は「ガクルックス」。
 みなみじゅうじ座のγ(ガンマ)星で意味は「神秘的なロマンティシズム」。

 11月1日の誕生星は「シータ・ボーティス」。
 うしかい座のθ星で意味は「理想を見つめる無私の精神」。

 12月1日の誕生星は「アンタレス」。
 最後の最後で有名なの来ましたね。
 さそり座のα星でその意味は「内面を見つめる瞳」です。

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 いかがでしたでしょうか? 
 ざっと12日。
 月の頭の星言葉を網羅してみました。

 どれもこれも素敵な言葉たちですね。
 調べてて思った事は何れも非常にポジティブな言葉たちで溢れている点です。

 何か良い事の前触れ、伏線としてその意味を持つ星を何気なく出して見るのも面白そうですね。

 しかしアンタレスアルデバランはともかく、イオタ・ケーペイとか、シータ・カリーナェとかはそもそも論として知名度の問題で少しばかり作中へ混ぜて、何気なく登場させるのが難しいかも知れません。(汗

 でもそんな時はいっその事、その登場人物の誕生日にサラっ、とサクッ、と颯と自己紹介などで出して見るのも面白いかも知れませんね。

 やり方は実にその著者の腕次第。
 私は何時でも当記事を閲覧して下さっているあなた方を応援しています。
 これがほんの少しでも、あなた方のアイデアの閃きの手助けとなってくれれば、それに勝る喜びはありません。

 かくゆう私もまだまだひよっこですらない、自称小説家の卵です。
 共に切磋琢磨していきましょう!

 そして創作に興味が無い方だったとしても、これを境に例え、頭の片隅においても「星言葉」と言う物を知って、興味を持っていただければこれ幸い。

 因みに余談になりますが私が「星言葉」を知ったきっかけは実のところ、スマホアプリゲームの「マギアレコード」と言う物に登場する魔法少女「里見(さとみ)灯花(とうか)」の作中へ登場する、ある台詞で知りましたw

 彼女曰く「お姉さまは"シェアト"だね」と意味深に述べたのがきっかけです。

 又彼女曰く「後は自分で調べてね」との事。

 なので大人しく調べてみる事にしました。
 そして実に興味深いな、と思った次第です。
 私は元々宇宙にも興味がありました。

 こうして星言葉にも視野を広げているのも、それが好奇心の一翼を担っているからなのかも知れません。

 彼女のおかげで又、一つ賢くなりました。

 又、シェアトは3月5日の誕生星です。
 そしてその星言葉は「笑顔と心の優しさ」。
 もしマギアレコードをプレイされている方がいらしたら、シェアトの意味に何となく心へ刺る物があるのではないでしょうか?

 シェアトも又、素敵な言葉ですね。

 それでは皆さんどうか良き創作ライフを。

創作と花言葉

 早速ですが皆様は花言葉をご存知でしょうか? 花言葉は多くの創作において深く込められたメッセージ或いは、こと細かな伏線として良く用いられています。

 この世の中には雑草と言う名前の植物は一切ありません。

 皆、どんな草木にも名前が付いているのです。

 そして花の多くには大抵、花言葉と言うものが一輪に一つだったり、一輪に複数つけられていたりします。

 今はもう春ですね。

 良く雑草と思われているカラスノエンドウ(烏野豌豆)には、「永遠の悲しみ」「絆」「小さな恋人たち」「喜びの訪れ」などがあります。

 他には道端に咲くコマツナギ(駒繋)だと「希望を叶える」と言う花言葉が。

 スイバ(酔い葉)には「忍耐」「親愛の情」。

 マツバウンラン(松葉海蘭)には「喜び」「輝き」。

 トラノオ(虎の尾)もといサンスベリアには「永久」「不滅」等の花言葉があります。

 そしてこれらは良く道端でみかける花々です。
 更に中には大変小さく、健気な花も混じっています。

 どんな花でも構いません。

 ここぞ、と言うタイミングで作中に花を登場させてみるのも面白いかも知れません。

 例えば、友人の死を惜しむために日日草を手向ける……とか。(ニチニチソウ花言葉は「楽しい思い出」「友情」「生涯の友情」)

 その子の感情に合わせて、背景に花を添えて見るとか。

 怒りならシャクヤク芍薬)、花言葉は「怒り」「憤怒」。

 注意を換気するならキリンソウ(麒麟草)、その花言葉は「警戒」「警戒しながら」「要注意」。

 そして死を連想するなら、可愛らしい可憐な花を咲かせるスノードロップがあります。
 スノードロップを贈り物に使うならその花言葉は「あなたの死を望みます」になるそうです。
 更に花が折れてしまったら「死を望む」などの不穏な花言葉に。
 又、通常スノードロップ花言葉は「希望」や「慰め」などの良い言葉もある事を忘れずに。

 記憶喪失を題材とした小説ならワスレナグ(勿忘草)がうってつけでしょう。
 青く綺麗な花を咲かせるワスレナグサは「私を忘れないで」「真実の友情」と言う花言葉があります。

 これらを上手い事、作品の中へ落とし込めばきっとより、良い作品になるかも知れません。

 更に花には「誕生花」と言う物もあります。

 誕生花の花言葉に沿ってキャラクターの性格や使命なんかを制作するのもどうでしょうか?
 誕生花がちょっとした伏線になります。
 又、お手軽にその子の誕生日まで決められちゃいます。
 まさに一石二鳥、何というお得感。

 さてここまで長々と創作に使えそうな花言葉を語ってきましたが、どうでしたでしょうか?

 ひょっとしたら中には「もう使ってるよ」「何を今更」と言う声もあるかも知れません。
 正直いって花言葉は伏線としてはかなりの王道、メジャーです。

 花言葉が陰ながら考察要素になっている作品としては「魔女の旅旅」や「夜廻り」等が上手いこと、巧緻な世界観の中に落とし込んでいます。

 ちょっとした作品の背景に一輪の花を。
 或いは作品のラストに堂々、咲いている描写を僅かに書き足してみたり。

 やり方は人それぞれ、十人十色です。

 僭越ながらこの記事が黙読している、あなたのちょっとしたアイデアもといヒントになれればこれ幸いに思います。

 これからの皆様の創作の、少しばかりの足しになる事を願って。
 そして共に執筆、創作活動に励みましょう!

 それでは又、いつかに。